セレックVレーザー
セレックVは複数の波長フィルターで肝斑(かんぱん)・シミなどの色素と、赤ら顔・血管の悩みに選択的にアプローチするIPL系の施術。原理から流れ、注意点までソウル・衿川区始興洞のコウンナラ医院がご案内します。
| 施術時間 | 約15〜30分(施術範囲により異なります) |
|---|---|
| 麻酔 | 多くの場合、麻酔なしで実施(必要時は麻酔クリーム塗布) |
| ダウンタイム | 多くの場合、当日から日常生活に復帰可能(個人差があります) |
| 推奨周期・持続 | 約3〜4週間隔、3〜5回程度を推奨(個人差があります) |
上記は一般的な目安であり、個人差があります。
セレックVレーザーとは?
セレックVは、一つの波長だけを照射する一般的なレーザーと異なり、幅広い波長を含む強い光(IPL、Intense Pulsed Light)を作り出し、波長フィルターで必要な領域だけを選り分けて肌に届ける複合光治療機器です。どのフィルターを選ぶかによって光が主に吸収されるターゲットが変わるため、メラニン色素がターゲットの肝斑(かんぱん)・シミ・そばかすと、血色素(ヘモグロビン)がターゲットの赤ら顔・毛細血管拡張のような赤みの病変に、一台の機器でアプローチできる点が特徴です。
実際の肌トーンの悩みは、一つの原因だけで生じることはまれです。茶色いシミと赤みが混在し、顔全体がくすんでまだらに見えるケースがよくありますが、セレックVはこのように色素と血管の病変が混ざり合った複合的な肌トーンの悩みに対し、病変ごとにフィルターを切り替えながらアプローチできるよう設計された施術です。また、光が肌表面を削ったり剥がしたりする方式ではないため、施術後の日常復帰が比較的早めとされていますが、回復の経過には個人差があります。
こんな方におすすめできます
- シミ・そばかすと赤みが混在し、肌トーンがまだらに見える方
- 頬・鼻まわりが赤くなりやすく、なかなか引かない赤ら顔にお悩みの方
- 細い毛細血管(毛細血管拡張)が透けて見えて気になる方
- 肌表面を削る方式よりも、回復の負担が少ない施術をまず検討したい方
- 全体的な肌トーンとキメを一緒にケアしたい方
年代別に見ると、20〜30代ではそばかすやニキビ跡の赤み、30〜50代では紫外線の蓄積で増えたシミと赤ら顔、50代以上では加齢性の色素と血管病変が併存するケースでのご来院が多くなっています。ただし、見た目が似ている病変でも深さや原因によって適した施術が変わることがあるため、施術の可否と方式は医師の診察のうえで決定することが大切です。
施術の原理
セレックVの基本原理は「選択的光熱作用」です。肌の中のターゲット物質(色素のメラニン、血管のヘモグロビン)は、それぞれよく吸収する光の波長領域が異なります。セレックVは幅広い波長帯の光を作り出した後、波長フィルターでターゲットがよく吸収する領域だけを選り分けて照射します。ターゲットに吸収された光エネルギーは熱に変わって当該病変に変化をもたらす一方、光をあまり吸収しない周囲の正常組織への負担は、相対的に少なくなるよう設計されています。
色素病変に適用すると、メラニンが光エネルギーを吸収することでダメージを受けた色素が肌表面側へ押し上げられ、微細なかさぶたの形で剥がれ落ちたり、体の代謝過程を通じて少しずつ処理されたりする経過をたどるとされています。血管病変に適用すると、ヘモグロビンが吸収した熱が広がった微細血管の壁に伝わり、異常に拡張した血管が徐々に収縮していくよう促します。
また、光が真皮に届ける温熱刺激は、肌のキメとハリに関わる再生反応を穏やかに促す目的でも活用されます。どのフィルターとエネルギーでどの病変にアプローチするかは肌タイプと病変の種類・深さによって変わり、同じ施術でも反応の程度には個人差があります。
施術の流れ
- カウンセリング・診断 — 色素と血管病変の種類・分布、肌タイプ、普段の赤みの様子や過去の治療歴を確認します。色素と赤みのどちらを優先するか、どのフィルターの組み合わせが適しているかをこの段階で決定します。
- 洗顔・準備 — 施術部位のメイクと日焼け止めをきれいに落とします。多くの場合麻酔なしで行いますが、痛みに敏感な方は麻酔クリームを約20〜30分塗布してから進めることができます。
- 光照射 — 施術部位に透明なジェルを塗り、診断結果に合わせたフィルターとエネルギーで光を照射します。目を保護するアイガードを着用し、顔全体で約15〜30分前後かかります。
- 鎮静ケア — 施術直後に肌の温度を下げ、一時的な赤みとほてりを落ち着かせるためのクーリング・鎮静ケアを行います。
- 施術後のご案内 — 紫外線対策と保湿、微細なかさぶたのケアなど、施術強度に合わせた注意点のご案内を受けてご帰宅いただきます。次回の施術間隔は通常3〜4週間前後とし、経過に応じて調整します。
施術後の注意事項
- 施術当日は熱いお湯での洗顔、サウナ、チムジルバン、激しい運動をお控えください。肌の温度が上がると赤みが長引くことがあります。
- 日焼け止め(SPF30以上)を外出前にしっかり塗り、2〜3時間ごとに塗り直してください。光治療後の紫外線は、色素が再び濃くなる主な原因です。
- シミの部位が一時的に濃く見えた後、微細なかさぶたができることがあります。自然に剥がれるまで待ち、無理に剥がしたりこすったりしないでください。
- 施術後数日間は、スクラブ、ピーリング、あかすりなどの物理的刺激と、レチノールなど刺激性のある化粧品の使用をお休みください。
- 肌が普段より乾燥しやすくなることがあるため、保湿剤をこまめに塗って肌のバリアを守ってください。
- 飲酒は血管を拡張させ、赤ら顔や赤みを長引かせることがあるため、施術後2〜3日は控えるのが望ましいです。
- 赤ら顔・血管の治療中は、急激な温度変化(サウナ直後の冷たい風など)に肌をさらさないことが、ケアの助けになることがあります。
副作用と注意点
セレックVを含むIPL系の施術後には、一時的な紅斑(赤み)、ほてり、むくみ、ピリつき、乾燥が現れることがあります。多くは数時間から数日以内に落ち着くとされていますが、持続期間には個人差があります。
色素の部位には微細なかさぶたや一時的な色素の濃化が現れることがあり、ケアが十分でない場合や肌が敏感な場合は、治療部位が一時的に暗くなる炎症後色素沈着が、まれに水ぶくれ・色素脱失が生じることがあります。肌の色調が濃いめの方や最近強い日焼けをした方は、光が正常な肌のメラニンにも吸収されて負担が大きくなることがあるため、施術前に日焼けの状況を医師にお知らせください。
肝斑(かんぱん)は刺激に反応して濃くなり得る疾患のため、無理な高エネルギーの治療よりも、肌の反応を確認しながら段階的に進めるのが一般的です。妊娠中の方や光過敏性のある薬を服用中の方、施術部位に活動性の感染・炎症がある方は、施術前に必ず医師にお知らせください。すべての施術の効果と副作用の有無には個人差がありますので、施術前の診察と十分なカウンセリングを通じて、ご自身の肌状態に合った治療計画を立てることが大切です。
よくあるご質問
- Q. ピコレーザーとセレックV、どちらを受けるべきですか?
- 二つの施術はターゲットと作用の仕方が異なります。ピコレーザーは単一波長のレーザーでメラニン色素を細かく砕くことに集中するのに対し、セレックVは複数の波長が混ざった光をフィルターで選り分け、色素と血管・赤みに併せてアプローチできるIPL系の施術です。色素が深い・濃い場合はレーザーが、シミと赤みが混在する複合的な肌トーンの悩みにはIPLが検討されることが多くあります。どちらの方式が適しているかは、色素の種類・深さや血管病変の有無によって変わるため、診察のうえで決定します。
- Q. 赤ら顔にも役立ちますか?
- セレックVは血色素(ヘモグロビン)によく吸収される波長領域を選択できるため、広がった微細血管による赤ら顔や赤みのケアに活用されます。ただし赤ら顔には血管拡張のほか、肌のバリア機能の低下、酒さ(しゅさ)などさまざまな原因が関わることがあり、原因によって治療の方向性と反応が変わります。効果の程度と必要な回数には個人差があるため、診察を通じて計画を立てるのが望ましいです。
- Q. 何回くらい受ければよいですか?
- 一般的に3〜4週間隔で3〜5回程度の施術が推奨されることが多くあります。シミ・そばかすのように境界がはっきりした浅い色素は比較的少ない回数で反応が現れることもあり、肝斑(かんぱん)や赤ら顔はよりゆっくり段階的にアプローチすることが多くあります。正確な回数は病変の種類と経過によって調整され、個人差があります。
- Q. 施術後にかさぶたができると聞きましたが、本当ですか?
- シミ・そばかすの部位に光エネルギーが吸収されると、その色素が一時的に濃く見えた後、コーヒーの粉のような薄い微細なかさぶたができ、数日かけて自然に剥がれていく経過がよく見られます。これは色素が排出される自然な過程とされており、無理に剥がすと色素沈着が残ることがあるため、自然に剥がれるまで待つのが望ましいです。かさぶたの程度と持続期間には個人差があります。
- Q. 施術は痛いですか?メイクはいつからできますか?
- 輪ゴムで軽くはじかれるようなチクッとした感覚と、瞬間的な熱感と表現されることが多く、痛みに敏感な方は麻酔クリームを塗布してから行うことができます。施術直後に軽い赤みが出ることがありますが、多くの場合、当日の洗顔と軽いメイクが可能です。ただし微細なかさぶたができた部位はこすらないよう注意が必要で、回復のスピードには個人差があります。
使用機器
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※ 診療は韓国語で行われます。
最終更新日: 2026/6/12 · 作成: コウンナラ医院